【悲報】iPhone12Miniの売れ行き不調
iPhone12が発売されたのは、昨年11月13日だったのだが、その売れ行きがあまり良くないという情報が聞こえてきたので、自分なりに小型スマホについて考えてみることにした。
iPhone12Miniのスペックは高水準であるのは間違いない。というよりもiPhone12と銘打っているだけ合ってそのスペックはiPhone12そのものだから当然だ。
iPhone12Miniの異なる点は、サイズだけだ。
ただiPhone12Miniのサイズは5.4インチであり、そこまで小型というわけではない。少なくとも画像を見た感じだと、かつての小型スマホとは概念が違うといえる。
私はiPhone4を持っているが、これは本当に小さい。iPhone12Miniにこのサイズ感を求めていた人は思ったのではないだろうか?
「これじゃない……」と……。
まぁ、昨年発売されたiPhoneSE(第二世代)のサイズが4.7インチなので、小型スマホが欲しかった人はそちらを買ったことがMiniの売れ行き不振につながった可能性がある。
しかし、世界のスマホの主流は大画面であるのは明らかだろう。
小型スマホ全盛期と現在の状況は大きく異なる。
かつての小型スマホ全盛期は単に技術力がそこまで至っていなかったため、大画面化ができなかったのだろうが、技術の発展により大画面を搭載することができるようになったのだ。
みなさんも小型スマホから大画面のスマホに買い換えたときに思ったのではないだろうか?
「画面見やすい」と……
そう、大画面になっていくにつれて見やすいという感想になったはずだ。加えて、コンテンツの充足が大画面化にさらに拍車をかけることになった。
Kindleなどの電子書籍サービス、YouTube、Netflixなどの動画配信サービスがそれだ。今さら4インチの画面でそれらを積極的に楽しもうという人は稀ではないのか?
多くの人にとってもはやスマホは大画面であることが求める条件の一つになっているのは間違いないだろう。
今回のMiniの不振から、今後appleがMiniの系統を止めてしまう可能性は一気に高まったと言える。
そして、それはAndroid端末メーカーも同様の結論に至るかも知れない。
スマホの流れは今や完全に大画面のものとなった。
今回のiPhone12Miniの販売不振はその流れを決定づけたものになったのではないか?
2020年は小型スマホ(iPhone12Miniのサイズだと疑問だが)の絶滅が決定づけられた年だったのかも知れない。
次回の更新は明日の7:00を予定しています。
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