宅建士はコスパが良い資格
宅建士の資格試験の勉強をしていることはすでに宣言していますが、この宅建士という資格ですが、中々コスパが良いという話を聞いたので、そのことについて考えてみた。
まずこの宅建士という資格は、不動産業界に勤めている方なら必須の資格と言える。少なくとも、不動産業界に勤めている方でこの資格を取得してるかどうかで給与に思い切り差が出るのは現実だ。
それというのも、宅建業(不動産業の一種)では、支店、営業所、案内所などを設置するたびに、一人の宅建士が必要になるし、例えば各営業所に勤めている人数が五人ごとに宅建士を置かなければならないと法律で決まっているために、不動産を扱う会社なら常に宅建士を一定数確保しなければならないわけである。
宅建士を持っていれば不動産業界への就職にものすごく有利なのは間違いない。もしくは自分で宅建業を開業してしまえば、宅建士をもっていればとりあえずは宅建士を雇わなくても自分でできる。
ここまでなら、単に宅建士の有用性を述べたに過ぎない。コスパ云々はこれからである。
さて、いよいよ今回のメインの話である。コスパ云々に入ることにする。
個人差はあるし、環境もあるので一概にいえないのだが、資格試験には合格までの勉強時間の目安というものがある。
行政書士は600~800時間の勉強時間が必要と言われているが、個人的にはさらに100時間は足した方が良い気がする。
それというのも、受験生のレベルが上がったために、最近の行政書士試験は難化がここ数年で一気に進んでいる。私は10年前の問題なら合格点を余裕で超える自信があるのだが、今年度(令和2年度)の試験なら合格する自信はない。
宅建士なら大体300時間の勉強時間が必要と言われています。誤解しないで欲しいのですが、これは別に宅建士が簡単だといっているわけではない。
宅建士の問題は決して簡単でない。これは大前提です。なぜなら、毎年の合格率が15%前後です。ここ10年は約20万人の受験者がいるので合格者数は約30,000人、逆に言えば170,000人が落ちているという難関試験なんですよね。そんな試験が簡単だと思えますか?少なくとも私は思えませんので、しっかりと勉強します。
さて、そんな宅建士の試験だが、コスパが良いと私が思うのは、行政書士試験に比べて、問題に奇問が少ないというのがあげられますね。別の言い方をすれば解きやすいといえるわけです。
奇問がすくない、これはかなり受験者にとってありがたい傾向だと思う。その意味でもしっかり勉強をして試験に臨めば一気に合格の可能性は跳ね上がるのだ。
それゆえの300時間とう勉強時間の目安なのだと思う。
不動産業界への就職を考えている人だけでなく、現在求職中の方も宅建士の資格をとるために勉強してみてはどうだろうか?
ちなみに宅建士の受験生で意外と多いのが「主婦」の方々らしい。
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