宅建士の勉強のために一冊どうですか?

 今回のご紹介する作品は、漫画:小沢カオル先生、日建学院監修の「2021年度版 これだけ!まんが宅建士」です。
 宅建士の勉強を始めて、意外と困ったのは「法令上の制限」「税・鑑定」「免除科目」の勉強が思った上に進まない件でした。

 幸いにして私は行政書士の資格取得のために民法を勉強してたので権利関係は割とすんなりいけましたが、「宅建業法」や「法令上の制限」は初めて勉強するため、中々難しい者でした。
 少しばかり専門的な話になるのですが、民法は法律的に一般法に位置づけられています。それに対して「法令上の制限」にある建築基準法などは特別法に位置づけられます。
 一般法と特別法の内容がぶつかったときには、「一般法<特別法」となるのです。私はなまじ民法の知識があるために、建築基準法などで民法とぶつかったときには、混乱をしてしまうわけです。

 そのため、勉強には思ったよりも苦労しているというわけです。

 そのため、購入したのが「2021年度版 これだけ!まんが宅建士」というわけです。

 他の漫画参考書はなんか自分には受け付けることができなかったのですが、この「2021年度版 これだけ!まんが宅建士」はすんなり受け入れることができました。
 小沢カオリ先生の親しみやすい絵柄に、クスリと笑える展開、的確な解説ととても楽しく勉強しています。
 マンガ参考書に対して否定的な人もいるでしょうが内容にウソがない以上、様々なアプローチで勉強を進めることは決して悪いことではないでしょう。

 普通の参考書を使用して疲れたようなときに、このマンガ参考書を読めば、息抜きしながら勉強をすることができるというものです。

 勉強のアプローチ方法を増やすという目的のためにも購入しても良いかも知れません。

やとぎブログ

初めまして、「やとぎ」の名前で小説を書いています。  一二三書房様のレーベル「サーガフォレスト」で「墓守は意外とやることが多い」を出版してもらいました。  色々と興味のあることを好き勝手に書いていこうと思います。もちろん、人の悪口を書くのは極力避けますのでよろしくお願いしますね。

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