私の考える「つぶし」の効く資格3選
世の中に多くの資格があるのはみなさんもご存じだろう。正直な話、資格は持っているだけでは役に立たない。使用するという意思が必要なのは間違いない。
よく資格を持っても何も変わらないと嘆く人がいるのだが、それは単に使用方法が悪いとしか私には思えないのだ。
資格というモノをもっていれば何もすることなく給料があがるということは決してない。それを活用して初めて収入となるのである。
それを考えると、資格というのはとるだけではダメであり、その活用方法も考える必要があるわけですよ。
そして、取得することで法的に独占業務を行えるものが望ましいというわけです。
そこを踏まえて「つぶし」の効く資格を考えてみた。
【資格①】行政書士
八士業の一つである。この行政書士の資格が欲しくて欲しくて私は何年も勉強をして令和元年度の試験でやっとこさ合格することができた。
基本的に八士業というのは「すべて」間違いなくつぶしの効く資格なのは間違いない。その理由は単純でこの八士業は独立開業ができるからだ。その独占業務が存在する限り、絶対につぶしの効く資格なのは絶対に間違いない。
そのなかで私があえてこの行政書士をここで挙げたのは、他の八士業よりは資格取得しやすいからだ。
例えば司法書士は私は正直、合格する気がしない。それは問題の難易度が高いとか低いとかいう理由ではない。最近の行政書士の試験問題は難問が多いために、問題のレベルを考えればそれほど差はないと思う。
しかし、司法書士に合格する機が起きないのは、その合格の基準による。行政書士は300点中180点取得すれば合格できるのだが(細かい足きりがあるがここでは触れない)、いわゆる絶対評価というやつなのだ。なので、受験生はとにかく180点を目指して努力をすれば良いのだ。
ところがだ……司法書士は相対評価なので、たとえ昨年度のボーダーを上回る点数をとっても周囲の受験生の状況においては落ちてしまうということになるわけです。
その意味では他人と競う必要のない行政書士の方が取得しやすいということになるわけです。その意味で他の士業よりも取得しやすいということで「つぶし」が効くと私は思っているわけである。
【資格②】宅建士
これは以前、他の記事でも述べた私が現在チャレンジしている資格だ。
♯宅建士はコスパの良い資格
この資格は不動産業界に勤めている人であれば間違いなく必須の資格だ。不動産業界では一事務所ごとに従業員数5人ごとに一人の専属の宅建士を置かなければならないという法律があるために資格を取得しているだけで、他のライバルに差をつけれるわけである。
もちろん不動産業界が厳しい業界であるのは間違いないが、それでも資格取得する事の意義は十分すぎるものだ。
また、この宅建士の資格試験は良問が多いためにきちんと勉強をすることで十分に合格に達することができはずだ。
【資格③】マンション管理士
さて、最後はマンション管理士である。このマンション管理士は、文字通りマンションを管理するための資格である。
この資格だが、マンション管理の専門家のためのものであるが、これ単体というよりも宅建士と組み合わせることで大化けする。
それというのも不動産業界において、単に土地、一軒家を扱うだけの不動産会社は少数派であろう。当然ながらマンションの販売も業務のうちというのが基本だろう。
さきほど、宅建士は不動産業界において必須という事を述べたが、これはいわゆる+αであると言える。
いずれにせよ、不動産系の資格は組み合わせることで思わぬ大化けをする可能性が高いのだ。いや、ひょっとしたら組み合わせることで一つの資格では大したことなくても、重要度が跳ね上がるのかも知れない。
資格取得を考えている人は色々と組み合わせてみると思わぬ利益をもたらすかも知れないのでその辺りを考えてみると面白いと思う。その辺りの情報は是非とも自分で調べて欲しいと思いたい。
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