まんじ先生……①
馬路まんじ先生という方の書いたラノベである。彼(彼女?)のTwitterを見るとものすごくぶっ飛んだ方であるのは間違いない。
設定としては、それほど風変わりなものではない。不遇職、最弱武器しかもてなかったモノがゲームシステムの穴をついて強大なキャラへと成長していくという。物語の展開としては王道的なものだろう。
しかし、そこは鬼才馬路まんじ先生にかかるとこれが一気に特殊な作品に変わるのだ。
詳細はここでは(むしろおもしろさが半減することになるので)書かないが、一つ言えることはどうしてそうなる?という展開になる。
記念イベントがなぜか魔王襲撃イベントになったときには、唖然としてしまった。
そして、もっとも唖然としたのは、作者の「あとがき」である。
これを書いたまんじ先生もなによりOVERLAP編集部の決断に唖然としてしまった。
いろいろな意味で唖然とするまんじ先生の作品だが、買って後悔はしたことはないので購入を自信を持ってオススメできる。
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